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自傷をする場合の対処法

診察

爪噛みや頭髪を抜く行為

人間は基本的には自分を傷つけるのは避ける傾向がありますが、両親が仕事で忙しく愛情不足を感じていたり、精神的に抑圧されていると感じている場合は、自傷行為をすることもあります。自傷行為というとリストカットのイメージがありますが、髪の毛や眉毛、まつ毛などを抜いたり、爪を噛むのも自傷のひとつです。爪を噛んだり、髪の毛やまつ毛を抜くのは小学生から、思春期の年代のお子様が多い傾向があります。リストカットに比べると体に負担が少ないため、自分では自覚をしていないケースもあります。お子様が学校の友人関係や教師との関係に悩んでいたり、愛情不足を感じていたりする可能性があるため、話を聞いてあげる時間を持つことも大事です。現代は以前の日本に比べるとお子様を取り巻く環境が変化しているため、うつ病や双極性障害などの精神疾患の可能性もあります。朝が起きられなくなっていたり、気力や意欲が低下して成績が下がったり、不登校などが見られる場合は、精神神経科の病院や心療内科を受診させることが大事です。心療内科や精神神経科のクリニックは、大人はもちろんお子様も通院しやすい環境が整っています。お子様の場合は本人に自覚が乏しいケースが多く、軽い程度の自傷の場合は親御さんも気付きにくい傾向があります。早い段階からカウンセリングや診察を受けることで、自分を傷つける行為を改善することが可能です。小学生から思春期ぐらいのお子様の場合は、親御さんや祖父母に大切にされていると実感することで、自傷行為が改善することが多いです。学校や職場で大きなストレスを感じていたり、両親や兄弟姉妹などの大切な家族が亡くなったりしてしまうと、深い悲しみや喪失感を感じています。真面目で責任感の強い性格の人や、周囲の評価を気にするタイプの人は、自分を傷つける行為をすることがあります。代表的な自傷行為にはリストカットや煙草の火を体に押し付けるなどがあります。自分では良くないことだと感じていても、自分を傷つける行為がやめられないので悩んでいる人が少なくありません。家族が自傷行為をしている場合は、周囲へのSOSのサインのひとつなので、出血などをしている場合は傷の処置を行ったり、激しく叱責したり、励ましはしないことが大事です。自分を傷つける行為を繰り返していると、傷が深くなることもあり、命の危険もあります。中学生や高校生などのお子様がリストカットを繰り返している場合は、早めに精神神経科の病院や心療内科を受診させることが大事です。精神神経科を受診するとうつ病などの精神疾患が診断されることもあります。うつ病は数週間ぐらいでは治る病気ではありませんが、適切な治療を受けることで社会復帰が可能です。うつ病などの精神疾患が原因の場合は、抗うつ剤や抗不安薬を処方してもらうことで、改善することもあります。薬は大変有効ですが、家庭や学校などでストレスを感じている場合もあるため、カウンセリングなどの精神療法は大変有効です。自分を傷つける行為がやめられず悩んでいる人が増加しています。20代以降の大人の場合でも、なるべく家族が病院に付き添ってあげることが大事です。